枯れ木に花を咲かせましょう！

今日から１２月。
犬と散歩した時は薄氷が張っていた。
堤防を歩きながら
公園の木々を眺めていた。
葉っぱが落ちた裸の木は寒そうだった。

　　　　哀愁　寂寥　静寂　

これから到来する冬に立ち向かう為
いや、冬そのものを受け入れる為
こころの準備をしましょうか。

わたしの現在を季節に例えるなら？
と、考えながら歩いていた。

まだ、冬ではない。
だが、いずれ訪れるであろう「冬枯れ？」
それならば、今は晩秋か？それとも？
頭を巡らしてみたが
いずれの季節にも例えようがない。

桜の木は今はちょっぴり寂しい風情だが
春になると芽吹き
つぼみが膨らみ
美しい花を咲かせるではないか！

季節は巡る。
人生は一体、いくつの季節を巡るのだろう。

薄雲で遮られた太陽に向かって
わたしは手を振ろうとして
ただ、微笑んでいた。

愛犬の後をついて歩くわたしは
飼い主の威厳もなく
引っ張られているような

愛犬の若さが羨ましい！
まだまだ、若い！と
気持ちだけは青年のつもりなのだが。


「花咲か爺さん」の話を思い出した。
「花咲か婆さん」のタイトルはないけれど


枯れ木に花を咲かせましょうかしらん（＾＾）